胃からの口臭の原因と対策

口臭は口内環境だけでなく、内臓の状態によっても発生します。

中でも影響が強く出やすいのが胃の調子です。

 

口臭のひとつにゲップがあります。
これは一口に口の臭いかと言えば少し異なりますが、無関係ではありません。

 

ゲップというのは、咀嚼したものを飲み込むときに一緒に飲み込んだ空気であったり、消化の過程において発生したガスを指します。

 

もちろん、胃の調子が悪いと食べ物を消化する能力が低下するため胃の中で食事がいつまでも消化されずに腐敗して腐敗ガスが発生し、これがゲップとして排出される場合もあります。

 

しかし問題となるのは、この腐敗ガスが血液の中に溶け込んでしまった場合です。
ガスは基本的に身体にとって有害なものです。

 

そのため、私たちは【嫌な臭いだ】と認識します。
このガスは血液から肺へと送り込まれて呼吸として吐き出されます。そのため、息が臭くなるというわけです。

 

つまり、胃の調子が悪いときに起こる口臭は胃からダイレクトに吐き出されるのではなく、胃から血液へ、そして肺から吐き出されるものであるということを覚えておくようにしましょう。

 

もしも口臭が強くなったと感じて、
しっかりとお口のケアをしているのになかなか改善されない、という場合には胃からくる口臭を疑うようにしましょう。

 

胃の調子が悪くなる原因

胃はとてもデリケートな臓器です。
私たちはそれを普段あまり感じることはありませんが、ストレスや体調不良などで簡単に胃炎を起こす場合もあります。
胃は具合が悪くなると胃酸が極端に増えるか極端に減ります。

 

もちろん個人差が強く出やすい部分で、これまで胃のトラブルはほとんど体験したことが無いという人もいるでしょうが、少なからず胃にストレスを与えている場合はあります。

 

一番多いのは暴飲・暴食による胃への負担です。
脂っこいものを大量に食べて消化不良を起こしたり、アルコールの大量摂取で胃が荒れたりと胃を酷使しています。
また食べ物を良く噛まずに飲み込んでしまうのも胃にとって良くありません。

 

次に挙げられるのがストレスです。
このストレスには色々な要因が考えられます。

 

まずは社会的なストレスです。

 

仕事が忙しかったり、受験に追われたり、苦手な人と一緒にいなくてはいけなかったりと様々な社会的ストレスと私たちは向き合って生きています。ストレスをストレスと感じること無く生きていくことができる人がいる一方で、平均的な人以上にストレスに敏感な人がいるのも事実です。

 

ストレスは誰もが感じるものですので、どのように付き合っていくのか、自分とストレスの距離感はどの程度がベターなのかを知ることが一番のストレス対策だったりもします。
その他にも、不健康な生活習慣によるストレスも挙げられます。

 

また、喫煙者の方はタバコが胃に負担をかけることを知っておくべきです。
そもそもタバコ自体が口臭の原因なのですが、胃にとっても良くありません。
タバコに含まれている様々な有害物質を唾液と共に少なからず飲み込んでいます。
例えば、大量にタバコを吸った翌日の便がタバコ臭いと感じたことはありませんか?
これはタバコの成分が胃から腸、そして便として排泄されたことによります。

 

胃を労わりましょう

 

胃からくる口臭を改善するためには胃に優しい生活を心がけることが何よりも大事です。

 

上記した胃の調子を悪くする原因を改善することはもちろんですが、普段から消化に優しいものを食べたり消化を助ける食べ物を取り入れるなどの工夫をとってみましょう。

 

また、就寝3時間前には食事を控えることをオススメします。
寝ている間は身体の機能は休息モードに入ります。
当然胃の働きも低下するため、胃の中に食べ物が残りやすくなってしまいます。

 

食後は心地よい眠気を誘い、そのままベッドに倒れこむのは非常に気持ちの良いものですが、
胃を労わるのであれば最低でも1時間半以上は時間を置いてから眠るようにしましょう。

 

明らかに胃に不調を感じる場合はドラッグストアなどで販売されている薬ではなく、内科医に相談するようにしましょう。
胃炎や胃潰瘍などが起こっていた場合、簡単には治すことが出来ない場合があります。
胃からの口臭が起こるということは胃からのSOSサインである、と考えるようにしましょう。