生理的口臭について

私たちが生きている上で必ず発生する口臭のことを生理的口臭といいます。

 

生理的口臭は、寝起き時や空腹時ストレスなどによって引き起こされる口の臭いのことで
治療などを必要としない自然に起こるものです。

 

生理的口臭に共通する原因は唾液の分泌量が少ないことにあります。
寝起き時は、睡眠中の唾液の不足が、空腹時は長時間食べ物を咀嚼していないことによる唾液の不足、ストレスもまた唾液の分泌を低下させるものです。

 

唾液は一般的な人で1日あたり1.5リットルから2リットル程度分泌しているとされています。

 

1日を通してずっと一定の唾液を分泌しているわけではなく、食事中に多く分泌する、睡眠時は分泌量が低下するなどの変動があります。これによって生理的口臭が発生すると考えることができます。

 

寝起き時の口臭

 

眠っている間、身体は休息状態にあります。
口を動かすことが無いので唾液の分泌量が極端に低下して、口内細菌が繁殖しやすい環境となります。
そのため、寝起き時に口の中が乾燥しているため臭いを感じるというわけです。

 

この寝起き時の口臭は誰にでも起こりうることで、心配することはありません
朝起きたときに歯磨きをすることで解消することができますし、
朝食を食べて咀嚼を行うことによって唾液が分泌されて細菌を減らすことができます。

 

それでもはやり寝起き時に口が臭うのはちょっと……という方は寝る前の歯磨きを見直してみましょう。
眠っている間に口内の細菌が増えることで臭いが生じていることが原因ですので、寝る前にしっかりと口内環境を清潔にすることができれば、かなり口臭を抑えることができます。

 

歯磨きだけでなく、デンタルリンスなどを併用するのも効果的です。

 

また、知らないうちに睡眠中に鼻が詰まって口呼吸を行っていることで寝起き時の口臭が強くなるケースも。
これは蓄膿症などの人に多くみられます。

 

改善するには耳鼻科で鼻の詰まりの原因を解消するのが最も効果的です。
鼻を開くための睡眠グッズも販売されているので、取り入れてみるのはいかがでしょうか。

 

空腹時の口臭

 

ご飯を食べると、食べカスなどが舌に付着して舌苔を作ってしまい、これが原因で口臭が起こることがあります。
一方で、食事を取らずに空腹になっても公衆が発生します。

 

これは、食事を長い時間取らないことによって唾液の分泌量が少なくなり口内に雑菌が繁殖することが原因です。
また、空腹時は膵臓(すいぞう)から分泌されている膵液(すいえき)が胃で分解されてガスが発生します。
このガスが血液中に溶け込んで肺から排出されるために口臭として認識される、というわけです。

 

空腹時に起こる口の臭いを抑えるためには、唾液を分泌させる工夫をすること、
そして水やお茶を飲んで胃液を薄め、膵液の分解を抑えることが有効になります。
唾液を分泌させるためにはガムがとても有効です。

 

ガムを噛む、つまり咀嚼運動を行うことによって唾液腺が刺激されて唾液の分泌を促すことができます。
唾液によって口内の雑菌を退治し、舌苔を洗い流すことによってかなり口臭を抑えることができます。

 

また、空腹時に水やお茶を飲んで胃液を薄めるのはとても効果的。
コップ1杯程度で十分ですので、
食後2〜3時間くらいのタイミングで水を飲む習慣をつけると空腹時の口臭を抑えることができます

 

ただし、お茶は利尿作用があり身体の水分が低下して唾液の分泌量を下げてしまうことがあるので適度な量を心がけるようにしましょう。