年齢による口臭について

口臭は大人だけに生じるものではなく、小さな子どもにも起こります。
子ども、特に乳幼児の頃は大人と比較して口内の細菌の量も種類も少ないです。
しかし、同じスプーンや箸などで食べさせたり、口移しや噛み砕きなどを行うことで細菌などが移ります。
そこから細菌が住み着くようになって虫歯や口臭などが発生するようになるとされています。

 

子どもの口臭の原因のほとんどは磨き残しによって起こります。
子どもは自分の力でしっかりと歯を磨くことができないので、
どうしても磨き残しが生じて細菌の繁殖や虫歯などが起こりやすいです。

 

また、子どもの口内は大人と比べてとてもデリケートですので歯磨きによって口内に傷がつき、そこに細菌が繁殖することで口臭が発生するようになることも。

 

子どもの口臭を予防・改善するためには大人の手が必要となります。
子どもが自分で歯磨きをした後は必ずチェックするようにして、
大人の手でキレイに磨いてあげるようにすると口の臭いがぐっと減ります

 

また、子どもに口臭がある場合、その口の臭いのことで叱ったりするのは避けるようにしましょう。
ある程度成長してから、自臭症が発露する場合があります

 

自臭症というのは、実際には臭いがしていないのに臭いがしているのではないか、あるいは少しの臭いに対して敏感になり、自分が臭いのではないかと過剰に気にする症状のことを言います。

 

自臭症が重症化すると、社会生活に支障をきたす場合があるため、叱ることを避けて、一緒に歯磨きをして臭いが無くなったことを褒めてあげるようにするようにしましょう。

 

しっかりと歯磨きが出来ることを褒めるようにすると、子どもの中で【歯磨き=良いこと】という認識が生まれて大人になってからもしっかりと歯磨きをする習慣が作られるようになります。

 

子どもの将来は子ども自身が切り開くものですが、その足がかりになるのは周りの大人たちの関わり次第です。
歯磨きは口の健康を守るために大事なことなので、面倒だと感じたとしても、そのことを意識して取り組むようにしましょう。

 

年齢による口臭

 

年齢を重ねるにしたがって口臭が強くなってきた、という人は珍しくありません。

 

体臭に加齢臭があるように、
口の臭いにもまた加齢臭が存在します。

 

年齢による口臭の原因のひとつは、新陳代謝の低下にあります。
若い頃は新陳代謝が活発であるため、身体の免疫機能が高く細菌が繁殖しにくい口内環境にあります。

 

しかし年齢を重ねるにつれて新陳代謝が低下し免疫機能が低下することによって細菌が繁殖しやすくなり口臭が起こるようになります。また、唾液腺の衰えによる唾液の分泌量の低下もまた口臭を引き起こすきっかけになります。
唾液は口内の細菌を退治すること、そして口の中の食べかすなどを洗い流す役目を持っています。

 

その他にも、歯周病になりやすくなることから口の臭いが気になるようになるケースも少なくありません。
歯周病は歯茎などに炎症が見られる病気の一つです。

 

思春期を境に増え続けて、25歳前後で60%、40代になると80%もの人が歯周病であるというデータがあります。
歯周病を引き起こすきっかけは歯磨きがしっかりと出来ていないこと、食事の際に良く噛んでいないことにあります。
歯磨きがきちんと出来ていなければ食べかすが残り、それをエサにして雑菌が繁殖するようになります。

 

食事で良く噛んで食べないと、咀嚼の回数が減って唾液腺への刺激が減り、唾液の分泌量の低下に繋がります。
これらを解消するために、普段から食後の歯磨きの習慣をつけること、食事は良く噛んで食べることを心がけるようにしましょう。また、入れ歯を使用している人は入れ歯が原因で口臭が発生する場合もあります。